仏教伝道協会に勤務される増田さんから、「正しいことば」という本を送っていただきました。
8つの正しい行ないのうちの、「正語」と言って、正しい言葉というのですが、何が正しいのかは、個人によって異なります。
「人を思いやる優しい言葉」ととらえています。正しいと言って論破をするのではなく、思いやり導くことが正語の本来の意味であると解釈しています。
この本を拝読していると、臨済宗のような表現が出てきます。花園大学の学長をされた西村惠信先生が執筆されたものです。高校時代にお世話になった先生の同級生で、私の修行同期の和尚の大学のゼミの先生です。
いろんな縁に結ばれていることを知るには、荒々しい言葉を用いることなく、穏やかな言葉を用いることが欠かせません。