大源寺だより第7号に、「煩悩」を取り上げて原稿を書いています。
20時過ぎの帰り道に、若者のあおり運転に遭遇しました。
まさか飲酒運転ではないとい思いますが、運転免許を取り立てで高揚していたようです。私の顔を見るや「このハゲ。」と叫んできます。煩悩のうちの「貪り」かと眺めておりました。怒っては「瞋恚(いかり)の炎」になってしまいます。冷静に眺めておりました。
かくいう私も、以前は飲酒をすると絡むという煩悩に取り憑かれたものです。先日、旧友とあった折、「今は絡むことはなくなったよ。煩悩即菩提と言ってね、煩悩が仏さまのような心に行き着くことがあるんだよ。」と話していました。