百日紅と書いてサルスベリと読みます。祖父母は「ひゃくじっこう」と読んでいました。
樹皮が滑らかで、木登りが得意なお猿さんでも、木から滑り落ちるといういわれから、サルスベリと呼ばれる由縁になったようです。
セクハラやらパワハラと言う言葉が、世間を騒がせています。加害者とされる人が、これまで歩んできた人生の価値観において、批判されるいわれはないと考えておられるのではないでしょうか。
人の心は百日紅のように繊細ですから、簡単に折れてしまいます。ですから、これでいいのかと自問することが大切なのでしょう。
「羞恥心こそが徳の源泉である。」とイギリスのトーマスカーライルが述べたようです。自分は戒めを保っているのかを考えて、実践できないときは懺悔していくことが、人徳を積むことにつながるようです。