仏教詩人の坂村真民さんの詩集を購入したところです。
仏の教えを、平易な詩で表現されて、すっと心に入ってきます。
「母上よ あなたは七十の坂を越え わたくしも人生四十の齢を過ぎました。」という一節は共感するところです。
毎日顔を合わす母のありがたみが増してきます。
こんな話を聞きました。お母さんがご存命かどうかを知るために、市役所で戸籍を取って調査された方がおられました。ご存命と言うことを知りホッとされたことでしょう。
いくつになっても尽きぬ気持ちを、「自分があなた方の子供として、どんな人間になり、なにを為さねばならないか そんなことが今にして ようやく自覚されてきたのです。」という一節と重ね合わせておりました。