祥雲

近所のお寺の施餓鬼会にお参りさせていただきました。
控室の床の間に掛けられていた墨蹟は、臨済宗南禅寺派の管長の中村文峰老師が書かれたものと思います。
「祥雲 寿山を繞く(しまく)」とお読みするのでしょうか。晴れの空で、白い雲が山を包み込むという解釈かなと思います。
隣に座る和尚さんと、繞はどう読むのかと話しておりました。周りを堤で囲む低地を囲繞地ということから「囲む。」ということではとの結論になりました。

住職の修行道場の先輩の和尚さんが住職をされるお寺に、祥雲寺というお寺があります。もう一人の先輩のお寺が曹源寺と言います。曹源とは湧き出る水の源のことを言います。祥雲や曹源というお寺の由来が禅語にあることを、今になって気づいております。

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