弔い委任

10年来お世話になっている寺院デザインの薄井さんをはじめ、終活に関わる仕事をされている方で結成されている「日本弔い委任協会」の勉強会に参加してきました。

「親族との交流が薄れて、自分の葬儀は誰が執り行うのか。」と心配される方が多くおられます。うちのお墓に相談にお越しになった方にもおられました。

ご遺体の引き取り、葬儀の執行、納骨、病院や介護施設への支払いを、お寺の住職が引き受けることができれば、葬儀や法事でお経をあげるより、役割は広がるはずです。

今日の講義は、死後委任契約の締結などの講義があり、その後、住職と相談者とのロールプレイングがありました。

我々が思う以上に、世間ではお寺がもっと動いてほしいと思っていることを感じました。お寺へ帰って実現できるように努力したいと思います。

お坊さんばかりでなく、葬儀社さんや墓石屋さんも参加されていました。

この問題への関心は高いようです。