お寺の住職をすることの不思議。

今年は気候が安定せずに、境内のサツキの開花が遅れていましたが、5月の後半に差し掛かって、やっと花が開き始めました。

毎年恒例のことでも、少しでも遅れると不安になるものです。

お参りを終えて近所の堤防を通りかかると、お寺によくお参りにおいでくださる90歳の女性が散歩しておられます。車から降りて、ごあいさつに行きました。「和尚さん。大源寺だよりを楽しみにしとるわ。年2回を年6回くらいにしたほうがいいと思う。」とおっしゃいます。

恒例行事のように、大源寺だよりの発行を心待ちにしてくださることは、ありがたいことです。

気候に順応して花開く植物のように、大源寺だよりの原稿を書き進めていきます。

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