仏教会の会報を配布するために、地元の小学校の校区にある9つのお寺を回っておりました。
あるお寺の門前には、額が掛けられれいます。「水到りて渠成る。」と読むようです。渠(きょ)とは溝とか堀という意味で、「水が流れてくると、自ずと溝が形成されてくる。基礎を積めば、物事は大成する。」と解釈するようです。
昭和30年頃、井戸水を汲み出す機械が設置された折に、いまの総務大臣のおじいさんの野田卯一代議士が記念に書かれたようです。
新たな水を通そうとして、いろんなシュミレーションをしていますが、「自ずとよい方向に流れて行く。」と楽観視することがいいのかもしれません。