東福寺と智積院に続いて、真言宗泉涌寺派の本山である泉涌寺をお参りさせていただきました。
泉涌寺は明治時代以前までは皇室の菩提寺であり、天皇の葬儀はこちらで行われたようです。
明治以降に皇室が仏教への信仰から離れることになっても、皇族の訪問があることを知りました。
受付におられた若い和尚さんに、余計なことを言って怒らせてしまいました。「奈良時代の7人の天皇のお位牌がお祀りされていないようですね。」とお尋ねしました。
「いろんな経緯があってのことで、意図的にお祀りしていないことはありません。」とピシャリと言われました。
歴史の流れは、いろんな角度からの検証が求められることです。