観光ボランティアによる神戸町のお寺の初詣ツアーは、大人気であるようです。第2のツアーがお見えになりました。
ご本尊の観音さまなどの仏さまや、十六羅漢の掛け軸をご覧くださいました。
これらは、100年以上も前からずっとあったものですが、ホコリがかぶっていたり、日の当たることのない状態でした。
臨済宗妙心寺派の次期管長の小倉宗俊老師は、「門より入るは家珍にあらず。」という禅語を多用されます。「外にあるものを追い求めるのも悪くないが、家の蔵にホコリをかぶって眠っているものを磨くところに、家宝となる宝がある。」と解釈しております。
これまで近いところにいても交流のなかった皆さまに、ホコリを振り払った家珍をご覧いただき、皆さまとの仏縁を広げることとなる歴史に残る一日となりました。