うちのお寺と縁の深い法類のお寺のご隠居和尚さまがお亡くなりになったので、養老町まで来ました。
この辺りは、15年前に国民年金保険料の徴収で戸別訪問をした思い出があります。
お坊さん仲間に、「住職になって兼業するなんて片手間じゃないか。俺は大きなお寺のお手伝いで食っていけるんだよ。」と笑われたものです。
諸行無常のならいのように、15年経っとお寺の経済的基盤も変容します。助法収入をあてにしていたお寺はくたびれてきました。
この辺りのケアハウスに入居していた祖母がいつも言っていました。「念ずれば花開く。真面目にやっていれば報われる。」と言ったものです。