お寺へ帰るとお問い合わせの電話がかかってきました。

「お宅は桑海一清君の関係のお寺ですか。」とお尋ねがあり、「はい、父の名前です。私は息子で今の住職です。」とお答えしました。

「お宅で永代供養をお願いしようかと考えているんですよ。一清君の葬式の時に駆けつけたけど、あの時あなたは、いくつでしたか。」との質問に、「9歳でしたよ。父を思い出して、永代供養をご検討くださるのはありがたいです。」と申し上げました。

その頃に、こうして仏縁ができるなどと誰が予想したでしょうか。父が引き寄せてくれたのかもしれません。

 

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