桜の花が咲き始めました。
こうして毎日写真を撮りますが、撮影する対象は、変化しています。
「写真の真とは何か。」という問いが山田無文老師の著書にあります。
この世の風景はいつも変化しています。カメラがつかんだものが真であり、写真となるのです。
透明な心でこの世を受け入れていく人は、真を感じ取ることができると説かれています。
うちのお寺で初めて見る桜ということもあり、スマホや桜と一体になったかのように撮影しています。
移り行く風景はどれも真である。「随所に主となれば、立処皆真なり。」と臨済禅師は説かれています。