本堂で明日の法事の準備をしています。昨年から本堂での法事の回数が増えてきました。

先日は、納骨堂のご縁がありました。

 

 

今から19年前、住職になったばかりの頃は、「檀家数が少ないのに、こんな大きな本堂を修復して効果がない。」とか、「経済的にもあなたの能力からしても、お寺を維持できない。」と同業者から批判されたものです。

最近、臨済録の講義を聴いていると、「師匠が無茶苦茶なことを言って修行僧を苦しめる。修行僧はこれでいいのか疑問を抱く。疑問を抱くことから、自分の歩む道を確立していく。」というやり取りがありました。

順風満帆なスタートであったなら、ここまで進めていこうとは思わなかったことと振り返っています。