今ではきれいに整った本堂も、私が幼い頃は壁は剥がれて、地盤沈下で傾くなど悲惨な状態でした。

修復から20年経ちます。修復費用に、檀家さんや町内やご縁のある方が多く寄付してくださいました。

さて、今後維持していくにはどうすればいいのかと、誰もが疑問を抱きます。20年前と同じように寄付に依存していては、皆さんが逃げて行かれるでしょう。

経済基盤を整えて、ご負担を強いることなく、お寺の魅力を伝えていくことが、今後維持する上で大切であると思うのです。