本堂の鬼瓦の上に、カラスが止まっています。
カラスが鳴くと不吉な予兆であると聞かされたものです。
漢詩の中では、カラスは恩を忘れない鳥であると詠われています。カラスは恩を忘れないようにと鳴いているというのです。

お墓に向かってカラスが鳴くのは、生前に受けた恩を忘れないようにと鳴いているのかもしれません。慈恩の心を忘れないように、住職に伝えているようです。