白い花

鐘楼の周りを歩くと、白い花が咲いています。

 

日頃は視界に入ることが少ないのですが、すくすく育っている姿を見て安心しました。

 

見上げると梅の実がなっています。季節は変わらず進んでいます。

草取り

お寺の境内の北境の草取りをしていました。
これまでは垣根が壁となり、気に止めることもありませんでした。
垣根を払って出入りできるようになると、草が気になります。

腰をかがめて草を取り始めました。
ご近所の方が、「草はきりがないね。」と話していかれました。

修行僧の頃は、「なんでこんな面倒なことをする。」と思ったものですが、随分経ってから、そのありがたみがわかってきます。

祥月命日

祖父の三十三回の祥月命日に当たり、本堂にてお経を上げました。

 

祖父は東京大学を卒業して、教員を長く勤めて、晩年に皇居にて勲章をいただきました。
反面、住職としての寺院運営は、次世代に負担をかけるものが多くありました。

 

功績と不評とがあり、「あんたのおじいさんは立派だった。」と教員を務めた方から持ち上げられる反面、「あんたのおじいさんは、分不相応のことをした。」と教区長や本山の重役を務めた和尚さんから批判を受けたこともありました。

私が住職をして、多くのご縁をいただいているのは、祖父の残した有形無形の遺産があってのことです。
祖父の良かったところや評価されなかったことをよく分析して、今後の住職人生を活かしていこうと思います。

調える。

外出をすることが少なくなり、お寺の周囲をくまなく見ています。
お寺の境内を整えることが、自分の心を調えることになるのです。

永代供養墓

お線香の香りが漂っていました。
永代供養墓にお参りに来られて、ローソクに火を灯してお線香がお供えされていました。

外出自粛の折にお参りくださり、感謝しております。観音さまがお助けくださることでしょう。

喧騒から離れて

世間の喧騒を離れて、樹木葬墓地ではゆったりと時間が過ぎています。
お寺から出ることなく、庭を眺めながら掃除をしています。

枯れ池

枯れ池を埋め立てて、駐車場にする予定の裏庭です。
疫病の影響もあって、工事が滞っていますが、草は絶えることなく生えてきます。
少しずつ草取りをしています。ご近所の方が自転車に乗って通っていかれました。

タンポポのように

外出自粛の毎日では、気持ちが鬱々としてきます。
私は時間ができた分、庭の樹木の変化を見ています。

横田南嶺老師の「タンポポのように」という法話をお聴きしました。①本を読んで深く根ろしていく。②感謝をすることを見つけて明るく生きる。③誰かにはがきや手紙を書いて出してみる。

このようなことを実行していこうと思いました。

 

朝晩の水まき

寒の戻りで肌寒いのですが、樹木は水を欲しています。

朝晩の水まきを欠かすことなく行います。