水まきをしていると、日が暮れてしまいました。
皆さまのお越しに感謝しております。

住職になった20数年前は、お寺の中長期ビジョンがなく、ただ祖父の時と同じように兼職してお寺を守っていくという使命しかありませんでした。

本堂の修復の落慶法要と同時に晋山式を行えましたが、「これからどうやってお寺をやって行くんですか。私は大きなお寺に入るから、周りの人はいい顔をしますよ。あなたとは違うんです。」と僧堂の後輩に屈辱的な事を言われたものです。

いまこうしてお寺の持つ魅力を活かして、多くの方にお役に立てていることに感謝しております。
住職としての残りの人生を、皆さまのお役に立てていきたいところです。