幽玄に心をとめよ。

臨済宗妙心寺派には住職と檀家さんとで構成される花園会があります。昨日、ご近所の6つのお寺で構成される花園会の大会が神戸町の瑠璃光寺というお寺でありました。

ご先祖への供養の後、布教師さんの法話がありました。
今回の講師は多田曹渓和尚さまでした。10年前の京都の妙心寺の高等布教講習会のお世話になって以来の再会でした。「おかげさま」の題のもと、身近な話題を用いてわかりやすいお話しをしてくださいました。

先ほど、20キロほど離れた岐阜の霊松院というお寺までお送りしてきました。車中で、一昨年から発行している「大源寺だより」の講評をいただきました。大先輩からの熱いご意見はとても励みになりました。

多田和尚さまは、法話の中で「ふるまひをやさしくして、幽玄に心をとめよ。」と説かれました。日頃のコミュニケーションの中で、優しい行いばかりでなく、「受け手目線」の説法の大切さを教えてくださいました。

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