「月刊住職」の最新号に私のインタビュー記事がありました。

 

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小さなお寺の住職として、身の丈に合ったお答えをさせていただきました。

住職の退職金という記事です。同じ時期に住職になった修行同期の和尚から、退職金積立のことを耳にしましたが、私には一生関係のないことと聞き流していました。

この頃、お寺の運営範囲が広がると、「私が動けない状態になったら、お寺はどうなるのか。」と不安になります。祖父は息子も孫もいて安泰のはずでしたが、息子に先立たれて失意と不安のうちに他界しました。

その事が繰り返されないためには、どうすればいいか。お寺と住職一家のくくりを分離することですが、制度化するのは難しいことです。

まずは、退職金制度を設けて、生前の余力あるうちに住職を引退する流れを作ることから始めようと考えています。

私が住職になった頃は、大変な思いをしました。幼な子を見て、「君が住職になるとしたら、同じ苦労はさせないよ。安心してできるように、仕組みを作っておくよ。」と心の中で語っています。

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今年の8月は本当に忙しかったです。おかげさまで無事に過ごせました。

 

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明日はお客様がおいでになり、会議があります。疲れた顔を見せないように前向きな姿勢でありたいです。

 

致知という月刊誌を読んでいました。世間体を気にして儀礼的になりやすい立場にある者として、先人の知恵をいただき、前向きに生きることができます。

 

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五木寛之さんのコラムに、故松原泰道師との対談がありました。当時100歳の松原師が「100歳を越えても、人から聞かれれば死にたくないと答えます。」とお答えになったようです。死ぬ覚悟など簡単に定まるものではないのです。

先程、ご近所の大正生まれの男性がお亡くなりになったことを聞いて、弔問に生きました。お亡くなりになるまで前向きに生きておられたことをお聴きしました。

掲示板のポスターを貼り替えました。「生きているものには、すべて意味がある。」というものです。

寝ることを邪魔する虫にも、生きる意味があるのです。

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本堂での年忌法要がありました。

これまで年間行事の時しか使うことのなかったのですが、年忌法要やイベントで稼働することが多くなりました。

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お子さまを連れてのお越しとなると、お迎えする側としては遊ぶ場所を確保しておく必要があります。

庭の隅に砂場があります。この場が遊び場になるとは予想外でした。幼な子に教わるものです。

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東京湾岸の東京ビッグサイトまで行って来ました。エンディング産業展に、うちのお寺がお仲間に入れていただく「まいてら」のブースのお手伝いさせていただくことが目的でした。

 
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お寺との関係性を構築したいとお考えの方に、全国のいろんな宗派をラインナップを揃える強みをご説明させていただきました。

まいてらをご案内する傍ら、他の出店ブースを拝見してきました。これまでの既定概念を新しいものにする智慧と工夫に驚くばかりでした。

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台風が近づいていますが、穏やかな朝空です。嵐の前の静けさでしょうか。

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お盆の間に戦没者慰霊法要で、石碑の前でお経をあげさせていただきました。

 

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「戦後73年が経ちますが、皆さまの思いは長年そびえる木の根のように奥深くまで行き渡っています。この思いは途絶えることはないでしょう。」と参列者に向けてお話しさせていただきました。

樹木が水を欲しているので、雨が降るとほっとした気分になります。

 

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「雨が草木に水分を平等に施すように、仏様の慈悲は誰にも平等に行き渡る。」という法華経にあるストーリーを、もっともらしく法話に用いたことを思い出しました。

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