皆さま今年一年お世話になりました。
北側の入り口の掲示板を、お正月の仕様に替えました。
お墓参りのお客さまが次々にお越しになり、ご挨拶をしていました。
奥さまのご実家が、母の実家の近所である方がいらっしゃることを知って、驚いていました。
いろんな出会いがあり、ご縁が深まる一年でした。
来年もまたよろしくお願いいたします。

皆さま今年一年お世話になりました。
北側の入り口の掲示板を、お正月の仕様に替えました。
お墓参りのお客さまが次々にお越しになり、ご挨拶をしていました。
奥さまのご実家が、母の実家の近所である方がいらっしゃることを知って、驚いていました。
いろんな出会いがあり、ご縁が深まる一年でした。
来年もまたよろしくお願いいたします。

夕暮れ時に、本堂の香炉の掃除をしました。
祖父母の頃は、香炉の掃除をしたこともないようですが、僧堂に修行に行き、香炉の中の灰をきれいにする掃除をして、うちのお寺でも行うようになりました。
7年前から、本堂での法事が多くなって焼香することが多くなって、灰の掃除をこまめにしております。
きれいな香炉で焼香をしていただきたいと思います。

テレビをつけると一休さんが放映されていました。
幼い頃は楽しんでいましたが、やや適当なシナリオですね。
托鉢の姿ですが、鉢を持って出掛けています。今は臨済宗では鉢を持って托鉢することはありませんが、室町時代は鉢を持って外出するものであったのかと思います。

自分が子どもの母親だという女性に、子どもを引っ張らせて、かわいそうだと手を止めた女性を母親と、お奉行さまの蜷川新右衛門さんが裁定するのは、大岡越前の裁きではないですか。
今の時代ではツッコミ所満載で、一休さんはこれほど純粋ではなかったのです。
子どもの頃から理想の臨済宗の祖師ですが、間違った理解が広がっていくのは良くないシナリオです。

隣のお家の檀家さんのお宅の四十九日の法要がありました。
この辺りは、ご自宅のお仏壇の前での法事が大半です。
普段なら、30分ほどお経をお読みするのですが、うちの近所の檀家さんは50分お読みする習わしです。
お経の本を人数分持参して、50分にわたってお経をお読みしました。
お経が終わって、「26年前に本堂を修復した時、お父さんは「これからどう維持するのか大変です。」と言われましたが、当時は23歳でわからなかったものです。この歳になってやっとわかってきました。」とお伝えしました。
四十九日の法要で、思い出が蘇って、故人が私に語りかけてくださるようでした。

境内地全域で草が伸びてきたので、除草剤を散布しています。
24年前に祖母が介護施設に入所した時、ご近所の高齢者はそろって「これから大源寺は草が伸び放題になることだ。」と嘲笑されたものです。
それから年が経つたびに住職が動くようになりました。雲水(修行僧)の頃は適当にやっていたのですが、今では自らの判断で動いています。
神戸市の祥福寺の前のお師家さんの木村太邦老師は「自由とは自らによることだ。」と説かれました。自ら動くことで、心や身体が軽やかに動いています。

うちのお寺では、お盆のほかに年末にもお経を上げに行く習わしがあります。
近所のお宅までお経を上げに行きました。家族4人で出迎えてくださいました。
経本を持って行ってお経を始めると、耳の遠くなった90歳を超えたおじいさんが、一緒に般若心経を唱えてくださいました。私との会話は通じていないと思いますが、お経の力は不自然です。
お経を通して、皆さまに伝わるものです。ゆっくりと唱和していきたいです。

本堂内のお正月の飾り付けが終わりました。
いつもよりも早く進んで、自分でも驚いています。

お墓参りのお客さまが多くお越しになりました。ベンツでお越しになるお客さまもお越しになってびっくりしていました。

本堂内の戸帳は、今から58年前に檀家さんからのご寄進で作られたようです。それにしても長く保持してきたものです。祖父の字は、個性的です。

年越しは、私が生まれてくる前から続く歴史を知ることができます。
横田南嶺老師が話された「父母未生以前の本来の面目」を感じることができます。
夕暮れ時に庭の掃除をしていました。
うちのお寺のお墓は、ビル街のように石塔が並んでいるのではなく、公園や庭園のようにゆったりとしています。

子どもの頃に、肝試しというものがありましたが、お墓に近づくと幽霊が出てくると言ったものです。38年前は宜保愛子さんの心霊現象というシリーズがテレビで放送されていました。
「桑海くんは、幽霊を信じなくていいの?」と同級生みんなから批判されものです。同級生みんなは浄土真宗の門徒さんのご子息でした。
浄土真宗は幽霊を肯定されていないはずですが、隅々の門徒さんのご家庭まで統制できるわけもなく、おかしな時代でした。
幽霊がいるかいないか、永遠に究明できることはありません。
うちのお墓は、幽霊の存在を感じることはなく、甥っ子たちも動き回っています。防犯カメラで何か動いたと思ったら、クモの巣でした。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と言ったところです。

応接間の机の上に、馬の人形を飾りました。
来年の年頭あいさつで、馬の手綱を緩めたり、引き締めたりのバランスが大切であるというメッセージをお伝えしようと考えています。
ドラッグストアへ行くと、樹木葬墓地の会員さんの娘さんご夫婦にお会いしました。儀礼の場だけではなく、こういう所でご挨拶できるのはいいですね。
「住職。この間テレビ出てましたね。」「ああ、街頭インタビューでお答えしたんですよ」というやり取りをしていました。
日頃のコミュニケーションが、お寺への引き寄せになると思います。
雨が上がって、庭の周りを巡回していました。
しおれたお花を下げて、伸びていた草を取っていました。
来年は50歳になりますが、若い時よりも馬車馬のように働いています。来年は午年ですが、まだまだ馬のように働いていけます。
古代の中国の前漢の創設者の劉邦は、皇帝になってから、部下を信用できなくなり、次々と粛清して行きました。明の創設者である朱元璋も同じことをして、ソ連のスターリンも大粛清をしました。
偉くなると、疑心暗鬼が広がっていくようで、私もそのような被害を受けたことがあります。
私などは偉くなりことはありませんが、どれだけご縁が広がっていっても、偉ぶることなく、穏やかで微笑み多く馬のように働いていきたいと思います。
