近所の檀家さんの法事

近所の檀家さんのお宅の二十七回忌と五十回忌のお参りに行ってきました。
40年も前からお経を上げに行っているので、ドアホンを鳴らして勝手に仏間に上がっていったり、障子戸を開けるようなマナー違反をしても嫌な顔をされないのは、慣れとは恐ろしいものです。
この間まで、小学生のイメージでいた若者が結婚して子どもがいたりするのは時の流れを感じるものです。

若い頃は、一人若い当主にお火を上げてもらっていたのが、今では私がやるからというのは、年の流れに逆行しています。
45分ほどお経を上げて、思い出話半分の思い出話をしました。「お父さんの戒名は、すぐに頭に思い浮かんで、すらすらと9文字に書き写しました。それだけ、お世話になったから、お贈りする戒名が今のAIのように出てきました。」とがらにもないことをお伝えしました。
「子どもの頃は、月参りの後に息子さんとファミコンで遊んで、公私混同どころか罰当たりでしたね。こちらの木魚を強く叩きすぎて、バチが壊れてしまいました。2人の甥っ子は私よりもお利口で、力を入れなくてもいい音を立ててくれます。」とお伝えしていました。

生え抜きで長くいるからこそ、40年がかりの思い出話ができるものです。「月参りをすっぽかして苦情の電話がかかってきたこともありました。今ではクラウド管理しているから、間違えることも少なくなりました。」とお伝えしていました。
新しいご縁が広がっているのですが、基盤となる一族と檀家を兼ねるお家を忘れてはいけません。