市での四十九日法要を終えて、嵯峨野線で天龍寺に向かいました。
天龍寺は同じ臨済宗ですが、これまでお参りさせていただいたのは1回しかなく、もう一度お参りしたいと思っていました。

嵯峨嵐山駅から10分ほど歩いて、天龍寺の境内にたどり着きました。うちのお寺と同じように、東向きに建てられていました。

選仏場と掲げられたお堂があり、禅堂(坐禅堂)かと思って見に行くと、仏殿と法堂(はっとう 法を説くお堂)が蛤御門の変で焼失して、禅堂のあった所に再建されたようです。堂内に入ると、龍の天井画があり、開山夢窓疎石禅師の木像とお位牌がありました。
法友が入寺したお寺も夢窓疎石国師が御開山で、昨年より横田南嶺老師の講義で「夢中問答集」と夢窓国師の語録を聴いていて、夢窓国師から「君にはよく会うね。」とお声が聞こえてくるようでした。

庫裡と方丈を拝見して、「曹源池庭園」という庭を散策しました。寒い中、多くの人が散策しておられました。
私の先輩のお寺が曹源寺、うちの近所の華渓寺の山号が曹源山で、曹源は池の形容である言葉のようです。「曹源の一滴水」という禅語を思い出しました。
日本のお寺は、ご縁がつまっているパワースポットでもあるわけで、ご縁のありがたさを伝えて、ご縁をつなぐのがお寺の役割であると伝わってきました。
帰り際に、天龍寺の職員さんにご挨拶してお寺を後にしました。気候変動でお庭の維持管理が大変になってきたようで、杉苔が弱っていました。いろんなお寺を視察して、よき文化を取り入れていきたいと思います。

