慈渓寺

うちの本寺の慈渓寺の彼岸施餓鬼会にお参りしてきました。
こちらの二世住職の隠居所として、1661年に大源寺を再興したことからの400年近いご縁になります。

門の前には、「悟り則ち彼岸」というお彼岸の一句が書かれていました。

 

 

こちらのお寺は、西濃地方の臨済宗のお寺の中ではピカイチの格が高いお寺です。中山道沿いにあることから、創建当初から、今でいう駅近一等地にあり、多くの仏縁があるようです。

スーツに身を固めた20人ほどのご一行がお参りされていました。全国に名高い矢橋ホールディングスの役員ご一同で、華麗なる一族を思い出しました。

矢橋一族は日蓮宗のお寺の檀家さんであるようですが、由緒寺院の慈渓寺を信仰されているようで、篤い信心を持たれています。85年前にうちの本堂を新築した時は、曾祖母が無理を言って矢橋一族に寄付していただき、祖父がお布施なしでお経を上げに行ったようです。

そんな矢橋一族の社会貢献は今でも続いているようです。

私は、お大尽のご寄進をお願いするのは苦手で、地道に進めております。未来の住職塾や船井総研の勉強会には、大衆信仰から起こって、迫害に遭いながらも大きな組織になった宗派のお寺のご住職が多くお越しになります。

由緒あるお寺の心を受けて、迫害や困難にも打ち克つことが、うちのようなお寺に求められているようです。

記憶力とコミュニケーション能力

お彼岸の間はお客様が多くお越しになります。


セコムの設定をしたまま、母を病院まで乗せていくと、本堂に侵入異常があったという連絡があり、びっくりです。
お参りのお客様にはご迷惑をおかけしました。

明日明後日と法事があります。30年前に埼玉県大宮市で学生寮でご一緒した横須賀市の同級生が言っていたことを思い出します。「法事のお経の終わりに、◯◯さんの二十三回忌と坊さんが言ってたけど、うちのじいさんとまったく違う人のことだったよ。」というお話しです。

私は人の名前は覚えても、すぐに出てこないことがあります。大間違いをしないように、しっかりと記録を読み込んでいかないと信頼関係が崩れてしまいます。

テレビを見ていると、園遊会で天皇皇后両陛下がお客様にスラスラと尋ねておられます。そんな記憶力とコミュニケーション能力が必要であるようです。

三田市

三田市での葬儀を終えて、福知山線で帰るところです。
三田市は北部と南部で街並みが違います。南部は閑静な住宅街で、北部は農村地帯でした。
大阪市や神戸市へのベッドタウンでアクセスは良好でした。

何のトラブルもなく無事に終わって何よりです。

樹木葬墓地 秋季合同法要

樹木葬墓地の秋季合同法要がありました。
開始前から雨が降っていて、本堂の廊下からお経を上げようかとも思いましたが、小雨の降る中、お墓の前でお経を上げさせていただきました。
焼香台の前に、お隣の家の娘さんが傘を差し出して、焼香される方の雨よけをしてくださいました。

 

 

本堂へ戻って、村上英俊ご住職のご法話をいただきました。お彼岸の入りということで、彼岸にたどり着くための6つの徳目である六波羅蜜のことをお話しくださいました。

間の取り方や聴衆への語りかけなど、見習うことが多くありました。
最後に私の挨拶で、「24年前の若かりし頃に、地元の法話講習会で六波羅蜜をテーマに話すように指示されました。法話の原稿は瀬戸内寂聴さんのご著書の丸写しで、すぐにわかってしまいました。村上先生のお話しは含蓄のあるお話しをいただき、私も皆様とともに学ばせていただくことができます。」とお話ししました。

7年かけて、新しいご縁が広がっていき、仏法をお伝えしていく土台ができ上がっていきます。

 

説教

明日は樹木葬墓地の合同法要があります。
三重県津市から村上英俊ご住職が説教にお越しくださいます。

若い頃は、「今日の説教部屋行きはないの?」とふざけたことを言ったものです。今では毎日のようにお説教を聴聞しております。明日のお説教を楽しみにしております。

庭から本堂客間と掃除をしていました。
以前に不調であった時は掃除をしなかったので、甥っ子が「おじさん。掃除していないね。」などと生意気にも説教をしてきたものです。

説教はパワハラではなく教え導くものですから、明日のお説教で信仰が深まるようにと期待しております。

バランス

働きづめの一日でした。修行僧の時よりも真面目に働いて、老師さんが知ったらご立腹されることでしょう。

樹木葬墓地の樹木が鬱蒼としてきたので、庭師さんにお願いして剪定作業をしていただきました。植え込みに仮設屋根を設置していて、外してもらいましたが、猛暑の中でも青々としていて安心しました。

私はその間、除草剤を撒き、本堂の濡れ縁を雑巾掛けしていました。夕方にやっと終わって玄関に入るとカマキリが休息していました。カマキリも安心して過ごせるお寺のようです。

 

 

樹木葬墓地の石碑にお名前を彫っていただきました。そのことを近所の会員さんに電話してお伝えすると、速攻でお越しになりました。

ゆったりとするには、住職や寺族が奮起することも大切で、そのバランスが大切なのです。

除草剤撒き

草が伸びていることが気になっていましたが、今朝は少し涼しくなったので、除草剤を撒きはじめました。
それにしても草が伸びていることです。自分の手では取りきれないので、除草剤を使っています。
この軽装備ぶりで、普段していないかわかってしまいます。

母の病院同行

大垣市民病院へ母の定期通院に同行しています。
母は私には厳しいのですが、お医者さまの前では借りてきた猫のようにおとなしいので、見かねて同行しています。

特に変わりはなく安心しております。私が修行僧の時は、「上の者が白を黒と言えば、下の者は黒と言え。」という習わしがあり、老師からも厳命されたものです。

住職になって、墓地経営許可や税務調査などで、お上の言うことを「おっしゃる通りです。お代官さま。」のようなやり取りをしていては、圧倒的に不利な状況になります。
「法的根拠を教えてください。」と抗弁することも必要なのです。

今日は診察室に母の後ろに私が同伴しているのを見ると、医師は身構えておられました。

3年前に調子が悪くなり、通院していた病院の医師を信用できなくなり、禅僧の医師にすがるように電話をしたら、同門のよしみで電話に出てくださり、的確なアドバイスをいただきました。

転院して今では不調であったことが、夢幻であったようです。

「正確な知識を得るために正見が必要である。」と待合室で言うのですが、母にはクレーマーであると指摘されます。

お客様

暑い1日でしたが、お客様が次々にお越しになりました。
京都からお越しになったお客様は、太秦にお住まいということで、「妙心寺の近くですね。この間仁和寺をお参りしました。妙心寺の境内は、春日局の親戚の利貞尼が寄進して拡大したようです。」とお話ししました。

大垣からお越しの80代の老夫婦は、お墓の相談でした。世間話をしていると、前のお寺の住職のスキャンダル的なお話しや昔話をお聞きしました。

歳を重ねていくうちに、シャイで口下手な私も話が続くようになりました。うちの家系は寡黙な人が多いので、母はやや違和感があるようですが、世間話からご縁が広がると伝えています。
弟は寡黙ですが、甥2人は話好きです。誰に似たのかと思います。