宗教的な知識をもう少し

「臨済宗にはなんでお東やお西がないの?」と聞かれることがあります。
最初は「臨済宗には14派ありまして」という説明をします。お相手が浅い理解の場合には、このようにお伝えします。
「サッカーや大相撲にセリーグやパリーグがありますか?」と尋ねると、少しわかったようなお顔をされます。

戦後、日本国憲法で「公立学校で宗教教育をしてはいけない。」と規定されて、学校では宗教のことは教えてくれません。日本史で「臨済宗の開祖は栄西禅師」と解釈できるように記載があり、母校で日本史を教える同級生に、「君らが間違ったことを教えるから、間違った理解が広がるんだよ。」とやや高飛車に意見をしたことがあります。

うちの祖父やご近所のお寺のご住職には、公立学校の先生をされておられた先達がいらっしゃったのですが、宗教教育の禁止があっての二足のわらじで、さぞかし肩身が狭かったことと拝察いたします。

そんな背景があって、日本人の宗教的な知識や慣習は地域差があります。お経を上げるだけでなく、宗教者の伝える努力も必要になってくると思います。

私などは、役所勤務の時に、お客さんに「お経を読みますから」などと言って噂になったものですが、公私混同と批判されながらの仕事があって、一般市民の目線をつかむことができたと思います。

強風の一日

強風が吹いて花粉の影響に悩む一日でした。朝に本堂を開けに行ってから、くしゃみ連発で、本堂に空気清浄機を持ってきて稼動させました。

午前中に本堂で立て続けに2件あり、バタバタしていました。トラブルなく無事に終わりました。強風の影響で墓前でのお経は、本堂からお墓に向かってお経を上げました。

お子様が元気に動くご家庭にはハラハラしました。11時からの同級生のお母さんの法事の後には、お釈迦さまの涅槃図をご案内しながら、年忌法要をして故人を偲ぶことの大切さを説明させていただきました。

午後からは、事務仕事やポスターの貼り替えなどをしていました。突風が吹く中でも元気に動いていました。
皆様が安心できる空間作りに励んでいます。