不活動宗教法人のことが中日新聞に出ていました。
どんなものでも栄枯盛衰があるもので、活動していない宗教法人が行政からご指摘を受けるのは致し方のないことです。
年金制度と同じで、存続が危うくなることは30年も前から言われていたことです。何とかなるという安心感と、後継者不足のことばかりのせいにして宗教を伝えることがおろそかになって、「ただいてくれるだけでありがたい。」とマンネリを作り出してきたことが大きな原因ではないでしょうか。
こういう記事が出ると、建物修繕工事の寄附や年中行事の手伝いに嫌悪感がある人が、「お寺解散」を主張して、多数派工作をし始めるので、志高い宗教法人の代表役員の方は注意が必要です。
10年前に、鐘楼修復を提案した時、檀家のお婆さんが、「年中行事の手伝いを軽減してほしい。お手伝いの給金がほしい。できなければお寺は解散。」などと言い出して手を焼きました。
「寄附の強制はしません。お布施の金額を明確化します。」と言って、「解散したら、かえって負担金額は上がりますよ。」と宗教者らしからぬ説得をしました。
日本の宗教法人の運営はマンネリ感が多くあるので、仕組みを変えることから始めてみれば、不活動から活動的に変わっていくのではと感想を述べてみました。
