経営戦略セミナー

東京の高輪にある新高輪プリンスホテルへ行き、経営戦略セミナーに参加してきました。

お寺に住むお坊さんが経営戦略を勉強して、意味があるのかと不思議に思われることでしょう。
平安貴族のように、有職故実に基づいて仏事を行っていれば、セレブな生活を送ることができるという妄想があるかもしれません。

しかし、苦境に立たされているお坊さんなりお寺が多いのです。私も若い頃は、ワーキングプアと言われたものです。

自分で切り拓いていかなければ、末代まで下級武士のように苦しむのです。

新高輪プリンスホテルの会場に入ると、すごい熱気ですごい人でした。1000人以上はお客さまがいらっしゃいました。

着席すると、真貝社長のお話しをお聴きして、その後、U-NEXTの宇野康秀社長のお話しをお聴きしました。

宇野社長は、20年前はUSENの社長で、オーダースーツを着てカッコよくテレビに映っておられました。
その後、喫茶店やスナックで有線放送を聴くこともなくなりましたが、動画配信にシフトされたようです。

昔はレンタルビデオを借りて、期限内に返却しないとペナルティがありました。今では、インターネットで動画を購入することが多くなりました。
宇野社長は、市場をよく分析されて、また異業種の企業と提携されて、顧客満足度を高めて、多角化経営をされていることには、経営を知らない私も感服しました。

その後、授賞式があり、シャボン玉石けんの森田隼人社長の講演を聴きました。肌の弱い人は、化学洗剤では身体に悪影響が出ます。無添加洗剤の製造販売に使命を持って、苦境に立たされても使命を貫いた経営姿勢には驚くばかりでした。
私なら腰砕けしてしまいます。

そのようなお話しをお聴きして、感動のうちに会場を後にしました。こちらの会場は、通行手形のようにQRコードが使われていました。名刺をお渡ししたり、記帳することもなく、渋滞はありませんでした。若い頃、東京ドームに行った時は、出入り口は渋滞していたものです。

うちのお寺でもAIやDXを導入して、仕事の遅い私でも、スムーズにお客さま対応ができるようになりました。

顧客満足度を高めて、自分自身も使命感を持って仕事をしていく姿は見習うことが多くありました。

それにしても暑かったですね。スーツを着てネクタイを締めて参加しましたが、似合っていなかったですね。浮いていました。

そんな中でも、「仏様を好きになり、仏様の教えを信じて、仏様の伝統を楽しむ。」という姿勢にして行きたいと思います。自分も檀信徒も古くからの習わしに縛られて痩せ我慢をする時代ではないのです。