20年以上前からの上司からのお手紙

お寺へ帰ってテーブルの上には、封筒が置かれていました。

どなたかと思って差出人を確認すると、23年前に大垣社会保険事務所で、国民年金保険料の徴収の仕事をしていた時の、所長さんからのお手紙でした。

先日に親しくさせていただく藤村紫園ご住職がおられる岐阜市の円光寺の報恩講法要にお参りした時に、奥さまがお参りされていて、ご挨拶して名刺をお渡ししたので、さっそくお手紙をくださいました。

当時はいつも派手なネクタイをして、山口百恵さんやカルロスゴーンさんや田中角栄さんの逸話を訓示に引用されていました。

半分イタズラ心で、「所長さんは『山口百恵さんは大勢のファンと握手して、人との接し方を会得された。』というありがたい逸話を教えてくださいました。臨済宗の老師さんのお言葉以上に含蓄があって、いつも心に刻んで仕事をしております。」と月刊ねんきんという業界誌に投稿したら、そのまま掲載されて、嫌な顔をされたものです。

不思議なご縁で円光寺の藤村ご住職と親しくなって、こちらのお寺の報恩講法要にお参りして、総代役員さんとして重責を担っておられるというのは、仏様の不可思議なお導きです。

当時は、年金制度の逆風が吹いていて、所長さんとしてご苦労が多かったと思います。私は真面目に仕事をしていたかと言えば、疑問符がつきます。

こうして20年以上経って、再びご縁がつながったことの不思議に感謝しております。