午前中は、本堂内で法事がありました。
15人お集まりになり、コロナ禍以降では多めの参拝客でした。
本堂の内陣をしげしげとご覧になっておられる方がおられました。「どちらからお越しですか?」とお尋ねすると、「福岡県うきは市からです。」と教えてくださいました。

「菩提寺さまも臨済宗のお寺ですか?」とお尋ねすると、「そうです。大生寺というお寺です。」と教えてくださいました。
「大生寺のご住職は、29年前に京都の妙心寺で垂示式と言って、住職になる気構えを聞かれて問答をして、住職辞令を受ける儀式をした時に、ご一緒しました。私は20歳のルーキーで、大生寺のご住職は確か10歳以上上の大先輩で、超ベテラン選手でした。」とお答えしました。
遠く離れたところにご縁がつながっていて、皆さま喜んでおられました。
同じ臨済宗妙心寺派でも、つながっていないと不安であるのはよくわかります。
本堂でのお経の後、桜が開花する直前の樹木葬墓地でお経を上げました。
本堂に戻って、他の親戚の方は、名古屋市守山区の臨済宗妙心寺派の利海寺の檀家さんであるとお聞きしました。
先程の福岡県うきは市のおじさんの奥さんは、横浜市鶴見区の總持寺の高校を卒業されたとお聞きしました。朝礼で観音経を唱和されていたようで驚きました。
「ご住職のお経は声が高くて聴きやすかったです。」とご意見がありました。「お坊さんの業界内ではうまくはないですよ。ただYouTubeを観ていると、素人っぽい歌い方の歌手が、かえって人気があることがあるようですね。」とお答えしました。
遠くからお越しになって、ありきたりのお経を聴くばかりでなく、住職と世間話をしてにっこりと帰っていかれました。
