松に古今の色なし。

大垣市桧町にある瑞雲寺の玄関先に掛けられていました。
埼玉県新座市の平林寺の松竹寛山老師が書かれた「松に古今の色なし。」という禅語です。「時代が流れても、松の木はどっしりと構えている。」とはいう解釈をしております。

 

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松竹老師とは、10年前、東京都世田谷区野沢の龍雲寺で、故松原哲明老師の勉強会を終えると、ラーメンを食べて、渋谷駅までの東急バスの中で気楽にお話しさせていただいたものです。「老師は大学の先輩なのですね。寛という字も同じですね。」と不敬なことを言ったものです。

10年経っても、松の木のように根元は変わっていません。老師から「桑海くん。不器用でも努力を続けていけばいいのだよ。」というメッセージが伝わってくるようです。