先日、愛知県犬山市の瑞泉寺に行ったときに拝見した墨蹟です。
「鬼手是れ仏心」とお読みします。

おそらく、静岡県三島市の龍澤寺の住職を勤められた、故鈴木宗忠老師が書かれたものであると思います。

「鬼のように厳しい指導は、本当は仏さまのような優しい心である。」という解釈をしております。臨済宗の僧堂での修行の心得と言っていいでしょう。
住職になっても、その心得を忘れてはならないと感じておりました。

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