40年前に、シロという犬を飼っていましたが、父の突然の自死と祖父の危篤状態で、大垣市の母方に祖父母の家に預けられて、シロの散歩ができずに、フラストレーションで逃亡して、息を引き取りました。
シロを庭の隅に土葬したのですが、その後に何もできなかったという悔やみやグリーフが40年経過した今でも続いています。
その後、弟の家で飼っていた犬を、彼の家の近所のペット供養墓のあるお寺に埋葬したことを知り、うちのお寺で何かできないかと考えていました。
3年前からお世話になっている船井総研のセミナーでペット墓地のことを取り上げられることを知り、大阪の淀屋橋までやって来ました。

2年前にお伺いした泰聖寺の純空壮宏住職のお話しをお聴きして、うちのお寺でも何かできないかというヒントをいただきました。
私がシロに何もしてやれなかったという思いから、今後布教で皆さまの安心に向けてお役に立てればと思いました。
私が受講している向かいの会場では、インターンシップの講義が行われていました。各自パソコンを使用していて、私の若い頃よりもかなり進歩しています。
船井総研の新井さんに、「私はこのような新人研修を受けたことはありません。名刺交換でさえ、今でもぎこちなくやっています。そうそう、住職になって、修行した僧堂の犬山の瑞泉寺に行ったら、私より後に入門した人が、私に聞こえるように後輩に、「部屋に入る時は左足から入れ。」と言っていました。」とお話ししていました。その嫌味な和尚のお寺の檀家さんが、うちのお寺に逃げてくるものですから、お寺の世界は不思議な因縁に包まれています。
うちのお寺でペット墓地を展開する意義はあります。多くの段階を踏むことが必要となり、要領の悪い私では時間がかかるものです。
ゆっくりと時間をかけて進めていきたいと思います。来年50歳になるので、時間は限られています。
