大垣市の円成寺を後にして、高速道路を使って、岐阜市の北部熱気ある浄土真宗本願寺派の円光寺の報恩講法要にお参りさせていただきました。

こちらの藤村紫園ご住職とは、親しくさせていただいています。本堂が修復工事をされていて、庫裡の仏間で法要が行われていました。
門徒さんのお参りされる中、見慣れない装束のお坊さんが入っていって怪訝なお顔をされました。藤村ご住職のご紹介をいただき、一番前で藤村ご住職のお経でご唱和しました。

臨済宗のお寺でのご唱和はあまり聞きませんが、浄土真宗は門徒との一体感を大切にされて、阿弥陀経をゆっくり唱和されていました。藤村ご住職のお経はお上手ですね。達磨という文言があったのは親近感を感じました。
その後、ご講師の柱本惇先生のご法話を聴聞しました。面白くてわかりやすいお話しで、楽しくお聴きしました。誰でも伝わる因縁話から、親鸞聖人の足跡から、信仰を深めていくお話しへの進め方は法話のお手本のようでした。
臨済宗の法話は、明治時代のなって浄土真宗からご講師をお招きして、広がっていったようです。僧堂修行を背景にする傾向があるのですが、一般の聴衆が何を知り、どう信仰を深めていただくかをつかんでお話しすることが大切であると思いました。
帰ろうとすると、ご住職に止められて、玄関前で門徒さんがお帰りになる様子を眺めていました。地域ごとに役員さんがおられて、20年や30年では構築できないシステムだと思いました。話し声で、「〇〇町の△△さん」という声が聞こえてきました。
ひょっとして、23年前に社会人保険事務所に勤務していた時、話が長くて因縁話に山口百恵さんのネタを使って、笑ってしまった所長さんかなと思ったら、まさにその方の奥さまでした。
元所長はお寺にはお参りされていませんでしたが、お元気のようです。「よろしくお伝えください。」と言って名刺をお渡ししました。
いろんな巡り合いがあるのがお寺ですね。報恩の心で足元を照らすことができました。
