大垣市内にある法務局へ行き、登記簿謄本と法人印鑑証明書を取りに来ました。
今はカードを差し込むとすぐに、発行手続きに進めます。昔は10分以上待ったものです。
28年前に、20歳で住職になった時のことです。法務局での代表役員変更手続きの方法を誰も教えてくれず、祖母は「あなた、法学部在学中だから、自分でやりなさい。」と司法書士に依頼することもありませんでした。
私が自転車で法務局へ行って、相談窓口で申請書の記入方法を教えてもらって、手書きで書いて提出して受理されました。
やれやれとお寺へ帰ると、法務局に職員から電話がかかってきて、「宗教法人の規則が添付されていません。」と言われて電話をガチャンと切られました。
祖母に聞いても、「そんなものはない。」と言われて、必死になって探したら、戦時中の宗教団体規則が出てきて、それをコピーして提出しました。
私を見た当時の法務局の課長クラスのおじさんが、「キミ20歳で住職になって、果敢にも自分で登記をしたんだね。通常なら3日手続きがかかるけど、明日には済ませておくから、明日また取りに来なさい。」と言われて、翌日登記簿謄本を取りに行って、岐阜県庁に提出しました。
この頃は、幸が薄くて苦労しそうな人に手を差し伸べてくださる時代でした。
今では自己責任の時代となり、若い時や雲水の時は、「ポワーンとしていてボウッとしている。」と言われたのですが、うるさい人と評価されているようです。
帰り際に、ご近所の和尚さんにお会いしました。
