表彰状

40年前に、当時の管長さまから、師僧である祖父にいただいた表彰状です。
住職勤続50年でいただいたようです。

うちの客間の鴨居にかかっていましたが、私が住職になって、本堂修復のご寄進をお願いする時、「20歳そこそこで大学在学中の坊やが、本当に住職になったのか?」と今でいう詐称疑惑が出て、私の住職辞令に押し出されて、こちらの表彰状は外されました。

晋山式が終わって、祖母が、「掛け直したい。」と言ったのですが、私の住職辞令を優先して掛けてありました。

こちらの管長さまは、私の修行同期の和尚の大伯父さんで不思議な縁を感じます。
同期の和尚の家族や親戚には、管長さまや布教師さまがいて、格の違いを感じました。東大出で皇居で昭和天皇から勲章をいただいた祖父を誉れに思っていましたが、夜郎自大(小さな国が大国と勘違いするたとえ)と思い知らされたものです。

うちの近所では、老師さまと公立学校の先生をされた和尚さまとどちらが偉いかわからないことが多いものです。

私が全国あちこちに訪問するのは、ずれていた感覚を平衡に保つためです。

「住職。それよりも後継者を。」と檀家さんから言われますが、仏具大好きな甥が控えています。