本堂で法事がありました。
昨年からのご縁のお宅で7人の参加がありました。

法要が終わってお帰りになる時、祖父の叙勲の賞状をご覧になり、由来を聞かれました。「祖父は大学の教養課程や高校や高専の教員をしていたんです。今から40年前に皇居で勲章を受けたことを誉れに思っていました。住職としてよりも教員の功績です。」とお答えしていました。

近くにある曾祖父の布教師の適任証は見向きもされませんでした。

この辺りでは、国立大学を卒業して学校の先生をしていた和尚さんの方が好かれるんです。他地域に行くと、布教師さんや声明師さんの免状をお持ちの和尚さんが尊ばれるのですから、不思議なものです。

子どもの頃は、祖父母に「あんたは岐阜大学に行けない。」と嘆かれました。晋山式を終えても、「ちゃんと定職に就きなさい。」と檀家さんや近所の和尚さんに叱られたものです。

こうやって忙しいお寺になっていくとは、予想しませんでした。

なぜこんなにお客さまがお越しになるのか、ご近所のお宅の方が不思議に思っておられます。自分のキャラクターで活動していくのみです。

子どもの頃は何でもしたくなるものです。
甥っ子2人は、うちへ来ては木魚やおりんを鳴らして喜んでいます。

父親はあまりいい顔をしていませんが、親の期待に応えるより、自分の意思で動いたほうが伸びていくかもしれません。

次はYouTubeで横田南嶺老師の法話を見せようと考えていますが、親は止めに来るでしょうね。

寒くて洗濯物が乾かないほどでした。
樹木葬墓地を見に行って、しおれたお花を下げてきました。

タマリュウは寒さの中でも青々としています。

朝方、隣の檀家の高齢女性がお越しになりました。お母さんの二十五回忌をしたいとご依頼がありました。「干支の二回り目の24年目に二十五回忌をすることは関西でありますが、この辺りではあまりしませんよ。」とお答えして、お受けすることになりました。

住職になって、干支二回りもしたのかと感慨深くなりました。もうあと二回りすると、73歳になっています。

それまで元気でいないと、守って継承していけません。

草津市

朝8時からの葬儀を終えて、火葬場から草津駅まで2kmの道のりを歩いています。
道沿いには樹木葬墓地があり、お参りさせていただきました。
全国どこへ行ってもお目にかかるようになりました。

草津宿

お通夜と葬儀の出仕のため、滋賀県草津市まで来ています。
運転のうまくない私は、電車で向かいました。
遠く離れたところでも、臨済宗のご縁で出仕できるご縁はありがたいです。
草津は中山道の宿場町だったのですね。

うちの近所にも中山道が通っていますし、修行道場のあった愛知県犬山市も川を挟んで中山道があり、大学時代のさいたま市や東京の水道橋も中山道沿いでした。

私の人生は、中山道に沿って生きてきたようです。

祥月命日

近所の檀家さんのお宅へ行き、祥月命日のお経を上げに行きました。
そのお宅から曾祖父がうちのお寺に弟子入りして、お亡くなりになったお父さんはうちのお寺の檀家総代を勤められた、檀家であり一族でもあるお家です。

25年目の命日で、ご家族が勢揃いされていました。
同じ25年前に行った晋山式の時の出立場所である安下所(あんげしょ)がこのお宅でした。お父さんのご遺志でこちらから出立することになりました。

その当時の動画をご覧いただくと、懐かしがっておられました。まだ生まれてなかったお孫さんも驚いておられました。

こうやって、昔の出来事を語り継いでいくで、信仰が深まっていくようです。

 

のんびりとして過ごしていましたが、明日はお通夜で滋賀県まで向かいます。

本堂でお経を上げた後、Youtubeで横田南嶺老師のご法話をお聴きしました。
臨済録のお話しをわかりやすく説いてくださいました。

老師のお話しを間近でお聴きできる日を楽しみにしております。

瑞雲寺

白隠禅師が馬翁禅師のもとで師事したお寺である、大垣市桧町の瑞雲寺の大般若会に参加させていただきました。
昨日までの雪が上がって、晴れ空の下で法要が進みました。

こちらのお寺は、地域住民によって支えられていて、本堂が地域の公民館を兼ねているようです。お近くの方が多くお参りされていました。

法要の後は、ご住職夫婦のお手製のお膳をおいしくいただきました。私の座る座布団の後ろには、盛永宗興老師が書かれた、天童如浄禅師が道元禅師に送った漢詩が掲示してありました。


「滴丁東了適丁東」というくだりは、鈴の鳴る音のことだと思います。
大般若会の法要の時も鈴が鳴っていました。こだわりの心を薄めていこうということかもしれません。

雪の中、滋賀県での法事が無事に終わって帰路についています。
昼食までいただき恐縮しております。
いつも大源寺ホームページのブログをご覧いただき、遠い所にも近況が届いてうれしいことです。

 

ご実家は臨済宗南禅寺派のお寺にご縁があったようです。「臨済宗は14の派がありますが、相互につながっています。私の修行同期には南禅寺派や大徳寺派のお寺のお弟子さんがいました。」とお話ししていました。

世間話から、何に関心を持たれているのか見えてくるものです。

故人を供養して、縁を深めて行くのが年忌法要であるようです。

位牌

本堂にある位牌を並べ替えていました。
左側の背の高い位牌が祖母で、右側が曾祖母です。
姑より背が高い位牌で、祖母はさぞかし息苦しいことでしょう。

祖母の位牌の型は、妙心寺型と呼ぼれるもので、和尚さんだけ使用が許されると思っていたのですが、岐阜県各務原市の少林寺の従業員をしていた時、一般家庭のお仏壇に安置されていたので、祖母の位牌にも用いることになりました。

臨済宗のお寺は、地域によって荘厳(飾り)や習慣が異なります。
いろんな地域のお寺で見聞を深めて、会得していかないといけません。