三十三回忌

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本寺である慈渓寺の三十三回忌のお参りに行ってきました。

 

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保育園を創設されて、教育者としても功績のあった先代和尚さまの遺徳を偲ぶ法要でした。

 

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お亡くなりになった昭和61年の頃は、今とは価値観が異なりました。

父と祖父が立て続けに亡くなった頃で、10歳にもならない私がお寺の代表としてお参りに行っていました。

小さなお寺の住職は、公立学校の教員を勤めることが多く、手伝いに来ていた雲水さんに「あんたは僧堂に行けただけ幸せなのだ。私は行きたくても、いけなかったのだよ。」と語った和尚さんもいました。

この32年の間は、先人のおかげでお寺を守ることができました。今後は逆風の中の山道を登る覚悟が必要となると感じておりました。

法要の後の更衣のとき、こちらのお寺のお子さんがおんぶを要求してきました。早くも逆風の中の山道に入りました。

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うちのお寺の本寺にあたる慈渓寺まで行きました。
明日に先代住職の三十三回忌の法要が行われるので、習礼(しゅうらい 予行練習)がありました。

 

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先代の光雄和尚さまには、昭和60年(1985年)の父の葬儀の折に導師を勤めていただきました。たいまつを投げられた時を今でも覚えています。

その後半年も経たないうちに、お亡くなりになった歴史を振り返っておりました。

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月が変わり過ごしやすくなってきました。

 

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玄関先の生け花にも、春の訪れを感じます
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虹の彼方へ

朝空を見上げると、本堂を覆うように虹が出ていました。

 

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虹の彼方は、どんな世界なのでしょう。

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紅梅と白梅が庭を明るくしてくれます。

 

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祖父母が庭木が好きで、幼い頃は鬱蒼とした庭でした。

住職になってから、庭の管理する費用を減らそうと、庭木を減らしてきました。

ゆったりと眺めて、次の試みを考えております。

庭は知恵がたくさん眠っているところです。

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春日神社

同じ町内にある春日神社の由来をお話しするという役をいただき、歴史の資料を検証しております。
うちのお寺の創建が1661年で、春日神社の創建は6年後の1667年です。お寺と神社と密接なつながりがあったことを伺い知ることができます。

 

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幼い頃、父や祖父が他界したとき、「四十九日の法要を終えるまでは、神社に入ってはいけない。」と教えられました。歴史的背景から考えると、後付けの慣わしなのでしょう。

お寺の中で、「超宗派」という流れがあります。次第に「超宗教」で集うことになることでしょう。

掲示板のポスターを貼り替えたところです。

 

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庭を見渡すと、開花に向けての準備が万端と言ったところです。

 

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「春へのカウントダウンの日」ととらえています。

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真宗高田派の新進気鋭の説教使の西川舜優さんが、インドへ行かれて乞食(こつじき)の修行をされたお話しをお聴きしてきました。

 

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西川さんのお人柄を慕って多くの方が参加されました。仏教の教えからそれることなく、わかりやすい言葉で、布施のことや本来は皆平等であることを説かれました。

貧しい人に施したとき、「してあげた。」と上から目線で見てしまうものです。「悩む人と少しでも寄り添うことができる。」という利他の心で接することを説かれたことに共感しました。

気軽に聴くことができる楽しい夕べでした。

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お弔いを終えて名古屋市役所の近くを歩いていると、お城の石垣の上に松が植えられています。

 

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この近くに、東大手という駅があることから、東大手門という大門があったのでしょうか。

この松が植えられた経緯を知りたいところです。「こんな所に松を植えてどうする。」との質問に「後世への標榜としたい。」と答えた臨済禅師のお考えと重なるのでしょうか。

无名会の法話の会に参加させていただきました。臨済禅師の語録である「臨済録」の講話を聴いてきました。

 

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お弟子さんのやりとりの中に、臨済禅師が何を伝えたいのかを読み取ることが必要です。

 

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「修行を積み重ねたからと言って、本来の自分を見失ってはならない。まっすぐに進むうちにも、自分を客観視することを欠かしてはならない。」という意図が伝わってくるようです。

お弟子さんのうちに、臨済禅師のおっしゃることをすぐに理解した人は少ないことでしょう。修行を重ねて、次第にわかってくるのではないでしょうか。